商品説明
商品誕生秘話
【三陸椿物語の作り手 】
椿を素材に決めたのは 、こんな事がありました 。
3.11の震災から一年目の事てです。当社のスタッフは経営する高橋家以外は被災者の方々でした 。
その方々から「あっちこっちで津波をかぶったのに負けないで椿が生き残って花を咲かせたった ね・・・」と。また震災復興支援で来られていて椿の強さを調べていた方々の話や 、大船渡市にある1,4 0 0 年もの間生き続けている国内最古(椿は 日 本 が 原産国なので世 界 最 古 と も 言 え る )「 三面椿 」のことを聞き 、感銘を受けました。椿は根を深く張り 、生育がとても遅いのですが、 一旦育つと強い木になる。こんな素晴らしい椿を使って商品を作りたいと考えた訳です 。そして屋号 を「三陸椿物語」と名付け、活動を始めました 。それから6年の歳月が流れて、椿を素材としてコラボレーションする仲間が増えました。 私たちが自信を持って送り出す三陸椿物語の各商品をぜひ、味わってみてください。
◎椿林檎ジュース
【商品の特徴】
椿林檎ジュースは、米崎りんごの果汁と、三陸椿を 原料とする椿茶をブレンドした商品です。米崎りんごは、三陸の海によってもたらされる寒暖差の大きい風土で育ち 、甘みが強いことが特徴です 。優 しい香りと懐かしい味わいは 、忙しい日常の疲れを癒してくれます 。椿茶の主な原料である「三陸椿 」と呼ばれるやぶ椿は 、大船渡市と陸前高田市の市花にも指定されているように、昔から地元の人に とって愛着のある存在です 。このやぶ椿の葉を一枚一枚大事に手摘をして 、手で洗浄 ・ 蝋取りをし 、 乾燥させて、焙煎がなされます。丁寧に作った、米崎りんごと椿茶をブレンドした林檎椿ジュースは、 贅沢な味わいであり 、心と体に”やさしくなれるひととき”をご提供します。
【商品誕生秘話】
椿林檎ジュースは 、米崎りんごを生産し 、商品をつくっているスリーピークスワイナリーと、三陸椿を使った多様な商品を企画・製造してい るバンザイファクトリーによるコラボレ〜ション商品です。 椿林檎ジュースは、りんごジュースの優しい香りと柔らかい甘さ、椿茶 独自の風味が最も活かされる割合を試行錯誤しながらつくりました。
【栽培のこだわり 】
海と山を望む陸前高田市の米崎町 。岩手県で最も古い120年以上の歴史がある、りんごの産地です 。米崎の地で育まれるりんごは、秋になり、朝晩が冷え込み出す頃から 、少しずつ甘みを蓄えていきます。 通常、りんごの木は30年ほどで植え替えをしますが、わたしたちのりんご園には50年を超える老木がゆったりと生きています。老木は保守に大変な手間がかかり、たくさんの実を生らすことはできません 。その実も小ぶりで見た目も劣ってきま す 。それでも、わたしたち家族が老木りんごを守るのは、老木たちはそのりんごに素晴らしい味わいを託してくれているからです。樹齢の高い樹から収穫したりんごには 、凝縮された味わいの深さがあると言われています 。わたしたち家族は、これからも歴史の刻まれた老木りんごを守り、その味わいを皆様にお届けしていきたいと思って います。
(作り手の紹介)
スリーピークスの想い
2013年5月、Three Peaks Wineryは新しい 文化を創造するという壮大な夢を持って岩 手県大船渡市で創業しました。その事業の一つがワインづくりです。三陸沿岸地域をワインの産地にし 、国内外から 多くの観光客を迎えたい。椿がしっかりと根を張り大きく 成長していくように、大きな夢も小さな一歩 からということで、大船渡市内に土地を借りてぶどうを植え 、陸前高田市米崎町のりんご園も借りました。 わたしたちは“やさしくなれるひととき”を過ごして頂きたいという想いを大切に、家族みんなでりんごとぶどうを栽培し、果実本来の味わいや香りを引き出し 、自然な味わいのワインやシードル、ジュースをつくっていま す 。家族や親しい友人 、また故郷の懐かしい景色を思い出しながら、やさしい気持ちになって頂ければと思っています。
◎三陸椿米菓
【商品の特徴】
「三陸椿米菓」はお米を主原料に、椿茶を練り込み、こめ油で揚げて「アルガソルト」のみで味付けをしています。お米ならではの「かみごこち」はやみつきになります。食べ過ぎても罪悪感のないカラダとココロにやさしい「ギルトフリー」な米菓です。
椿茶の特徴の一つに殺菌性があり、米粉に加水として低温6度で24時間抽出した椿茶を練り込むことによって、生地が柔らかくなる効果がありました。また、揚げ油と味付けの工夫により、口の中に残らないスッキリした味わいとなりました。
椿の花言葉どおり「控えめな愛」「控えめな素晴らしさ」が主原料のお米を引き立たせ、寄り添うかのように、美味しさを表現してくれました。
【椿との関わり】
東日本大震災の当日 、私は背後に迫りくる津波から逃げ 、急な竹やぶを家族で駆け上がり 、命から がら助かりました 。あと一歩判断が遅ければ 、私は生きていなかったでしょう・・・そんな九死に一 生の体験をしました。 その時、私は「生きていれば失敗しても何度でも立ち上がれる」と思ったのです。 そして 、レッドカーペットプロジェクト「 椿マインド 」は 、まさに私自身の「 生き方 」そのものであると共鳴し、商品開発で連携する道へと自然に歩み だしました。
(作り手の紹介)
2010年、ひころいちファームはお米と野菜をつくる小さな農家としてスタートしました。陸前高田の独特の地形が生み出す温暖な風土に農業ビジネスの可能性を見出し、10年勤めた農業・観光サービスを展開する会社を辞めて、一念発起して独立をしました。現在は自社農場で米を生産するほか、地元のお米も使用しながら自社工場で商品開発・製造販売をしています。私がお米の加工品をつくり始めた背景には、かつて田んぼとして活用されていた農地が草っぱらと化し、または住宅が建ち、工事現場の資材置き場に変わっていったことがあります。そんな山間にある故郷の移り行く風景から何か一役買えないだろうかという思いでした。珍しい野菜や果物を新しく植えることよりも、農家なら誰でもつくれる技術で一緒にやってくれる仲間を増やすことができると考えたのです。そして、この三陸の地を守っていくことができるのではないかと考えました、それが始まりです。
◎椿茶
【商品の特徴】
椿茶は自生している三陸地域 、特に陸前高田市・ 大 船渡市の海に近い所から採取をしています 。潮 風が当たる地域から採取しているため、ミネラル分が豊富で 、甘いコクのある味わいが特徴です 。椿 はそのままでは発酵しないため、製法には「焙煎」を採用しました。一枚一枚の葉をハサミで切り離し、表面にある蝋成分を食用アルコールにて拭き上けて、さらに磨きます。一皮向けたふかふかの椿 は乾燥機に入れられ、48時間の低温乾燥を経ま す 。高熱をかけず 、ゆっくりと水分を出していくの で 、葉の色合いも保たれて自然な乾燥状態になります。そこに甘茶の産地である岩手県九戸村で作ら れた発酵甘茶を15% 程混ぜて手で砕きます。それを焙煎機に入れて焼きますと、こんがりとして柔ら かい匂いに包まれます 。素材を大事に加工し 、手 作業で作られた椿茶は、味わいも優しく、ほんのり甘く 、ハーブを思わせる香りと後味がスッキリした紅茶のような仕上がりになりました。
【内容量】
椿茶丸筒 (2g×6個)×1
三陸椿米菓(10g )×4
三陸椿林檎(180ml)×2
三陸椿若芽ミニボトル(18g)×1
【賞味期限】製造日より180日
【保存方法】常温